観光バス旅行記
みちのく一人旅?-19土砂降りも人波切らさぬ金色堂・中尊寺(by WT信さん)
観光バスはこの観光コースのメインイベントでもある金色堂へ。
私が長いことここに来ることを待ち望んだ金色堂。
だが雨は一段と強くなる。
この雨では芭蕉も出かけるのを躊躇したであろうと思われるほどである。
ガイドさんもこれでも行きますか?という風情を見せる中バスを降りる。
驚いた事に雨模様と杉並木の大木で薄暗い金色堂への参道は、傘を差した人の行列で埋まり、新覆堂の屋根が傘越しにやっと覗いて見えた。
しかし薄暗い参道を抜けて新覆堂に入ると、そこは堂の全てが漆の上に金箔が施された皆金色の別世界が広がっていた。まさに金色堂。
奥州藤原氏の初代清衡が長年の戦乱で亡くなった人の供養と、平和な仏国土を願って、21年の歳月を掛けて築いた中尊寺の大伽藍(1126年完成)の内、今に残る唯一の遺構がこの金色堂。
・・光堂は、三代の棺を納め、、三尊の仏を安置す。七宝散りうせて、玉の扉、風にやぶれ、金の柱、霜雪に朽ちて、既に、頽廃空虚の草村となるべきを、四面、新たに囲みて、甍を覆いて風雨を凌ぐ。暫時、千載の記念とはなれリ。『おくのほそ道』平泉
堂の真中に阿弥陀如来坐像、その周りを幾重にも仏像が取り囲む。全部で32体有るとのこと。
仏像の下には鳳凰で飾られた須弥壇があり、中央に初代藤原清衡、向って左に2代目基衡、右に3代目清衡と4代目泰衡の首級が納められているらしい。
人波に押し流されて、金色堂を出、脇に芭蕉の「五月雨や・・・・」の句碑が建つ「経堂」、芭蕉像が見守る「旧覆堂」、中尊寺の北方鎮守・白山神社の境内にある、静かな佇まいの能舞台、菊の花で華やかな装いの中尊寺本堂等と廻る。
バス停留所への帰路、参道の月見坂を見下ろす蕎麦屋でとろろそばの昼食。
山門の前の広場に置かれた、黄色の菊の花に一面覆われた金色堂の模型も、秋雨の中やや寒げであった。
バスは次の観光地「毛越寺」へ。
【旅行時期】2008/10/24~2008/10/24
【エリア】
平泉
【テーマ】
【投稿者】
WT信
みちのく一人旅?(目次)(by WT信さん)
旅行時期10月中旬。
本来ならこの時期シチリアと南イタリアに往ってるはずであった。
しかし家内の止むをえざる都合で中止。
家内から「一人で行けば」と言われながら中止したのは、これまでの海外旅行中、ひときわ方向音痴な癖に、写真撮影につい夢中になって、言葉の通じぬ海外でしょっちゅう皆から逸れ、そのため家内の私への見張り役が必要不可欠であったことと、旅行カバンの整理を一切家内に押し付けていた事から、一人での海外旅行に自信がもてなかった事による。
しかしそれではあたら折角のチャンスがこの歳で2度あるとは限らない。
行きたい所はチャンスがあれば一人でもいく事も本気で考えようと、先ず言葉の心配の無い国内の一人旅を試みる事にした。
とは言え車の運転も止めており、結果としてツアーか現地の定期観光バスの利用が合理的という結論に達した。
今回のみちのくの旅もツアーと現地の定期観光バス利用の組み合わせとした。
陸中海岸の2泊3日はツアー、
平泉と松島の観光はそれぞれ1泊し、現地の定期観光バスを利用した。
家内推薦の陸中のリアス式海岸を見るというツアーに、以前から抱いていた奥の細道を辿る旅への憧れみたいなものの取っ掛かりとして、とりあえず平泉と松島の観光を加えて構成したのが今回の旅。
主な観光地(場所)は次の通り。
陸中海岸
01、シャレタ新幹線最北端の駅・八戸
02、天然記念物のウミネコ繁殖地はも抜けの殻・「蕪島」(ガブ)
03、種差海岸遊歩道の出発点・葦毛崎展望台
04、ウミネコと天然芝の種差海岸(タネサシ)
05、「貸切レトロ車両」で往く三陸鉄道北リアス線
06、北山崎展望台からの絶景
07、遊覧船による海のアルプス・北山崎めぐり:往路
08、遊覧船による海のアルプス・北山崎めぐり:帰路
09、思わせぶりな浄土ヶ浜へ続く道・黒石浜
10、ウミネコ航路・浄土ヶ浜島めぐり
11,”さながら極楽浄土の如し”奥浄土ヶ浜
12、小舟による碁石崎、穴通磯めぐり
13、大島汽船で気仙沼〜大島・浦の浜
14、鳴かずんば鳴くまで・・待てない・十八鳴浜(クグナリハマ)
15、美しきクロマツ林から覗く岩礁美・龍舞崎
16、陸中海岸国立公園最後の旅:大島・浦の浜〜気仙沼・商港海岸〜一関
平泉
17、一の関寸描
(磐井川・芭蕉二夜庵跡・旧沼田家武家住宅・酒の民族文化博物館)
定期観光バス・義経コース
18、霞む柳の御所と資料館
19、土砂降りも人波切らさぬ金色堂・中尊寺
20、雨に煙る毛越寺庭園(モウツウ)
21、黄葉と岸壁で覆われた達谷窟毘沙門堂(ダッコクノイワヤ)
22、増水で濁流の巌美渓(ゲンビケイ)
松島
定期観光バス・松島コース
23、陸奥国一の東北鎮護の宮・塩竃神社(シオガマ)
24、西洋の花・薔薇が彩られた厨子のある円通院
25、伊達家の菩提寺・瑞巌寺(ズイガン)
26、伊達家愛用の茶室・観瀾亭(カンラン)
27、松島のシンボル・五大堂
28、伊達政宗歴史館
平泉は芭蕉も流石にお参りに出かけなかったであろうと思うほどの秋の雨であったが、最初の2日と最終日はなんとか好天に恵まれた。
何事も無く帰宅した事を申し添えます。
【旅行時期】2008/10/21~2008/10/25
【エリア】
八戸
【テーマ】
【投稿者】
WT信
みちのく一人旅?-18霞む柳の御所と資料館(by WT信さん)
岩手県観光バスの定期観光・義経コースは一関駅前を、五月雨ならぬ冷たい秋雨の中、11時20分に出発。
最初の観光は藤原氏代々の居館と政庁があった柳の御所跡と、その一角に建つ柳の御所跡の遺物を展示した資料館。
柳の御所跡の隣には秀衝が宇冶平等院をモデルにして建てたという「無量光院」や、同じく秀衝の居館であった伽羅御所跡等もあるらしいが、資料館の内部見学以外は雨の為残念ながら全てパス。
【旅行時期】2008/10/24~2008/10/24
【エリア】
平泉
【テーマ】
【投稿者】
WT信
みちのく一人旅?-17一の関寸描(磐井川・芭蕉二夜庵跡・酒の民族文化博物館・旧沼田家武家住宅)(by WT信さん)
昨夜「ひとくちもち膳」を食べた「ふじせい」でご主人に一関の見所を尋ねてみた。
答えは意外にも「磐井川とその河畔」。一関出身のご主人にとって磐井川は”青春そのもの”であるらしい。
その磐井川は、昭和22年及び翌23年の2度の大水害により死者546名、街は壊滅の被害を受けた。
一関市は昭和24年から復旧工事に着始。10年に亘り、延長5727Mに及ぶ磐井川大堤防と4大橋梁及び30余万坪に亘る新たな街を復活させた。
今朝は朝から雨。
雨の中、観光バスが出発する11時20分までの2時間余、一関散策に出かけた。
先ずは「ふじせい」のご主人推薦の磐井川へ。
一関駅から伸びる一関街道にそって真っ直ぐ行くと、橋の入口の両端には太鼓が乗った磐井川に架かる「上の橋」に出る。
川に沿って左てには紅葉始めた釣山公園の丘。
完成した磐井川大堤防にそって右に進むと、「磐井川橋」があり、その袂に芭蕉二夜庵跡の記念碑とまだ新しい二夜庵が建っている。
ここは芭蕉が平泉に入る前2泊した一関俳人金森才良宅跡といわれている。
帰りは酒の民族文化博物館、旧沼田家武家住宅の建つ道を通り、一関駅前の3賢人の銅像を見て廻る。
見終わったらびしょ濡れで、ホテル一部をお借りして、上から下まですっかり着替えを余儀なくさせられた。
【旅行時期】2008/10/24~2008/10/24
【エリア】
一関
【テーマ】
【投稿者】
WT信
南島北部、ブレナム・カイコウラ・ハブロックからネルソンの旅(by ANZdrifterさん)
2002年からニュージーランド南島の町々に貼りつくような旅をしています。
見物して帰ってくるという旅行者の立場から、眺められる側に身を置いて 住民と同じ生活をする“異邦人”になってみれば 旅行者とは違うものが見えるかもしれないと考えたわけです。キチン付きのアパート(現地名はモーテル)を借りて スーパーマーケットで買い物をして自炊し、名物料理だけを外食しています。
このような旅のきっかけは パリのバンドーム広場で商店のウインドウを眺めていた時です。観光バスが、英国軍の大砲を鋳つぶして作ったモニュメントをひと回りして出て行きました。窓からカメラがのぞいていました。
旅が 生活者をガラスの向こう側の風景として眺めてくるだけの、帰ることが約束された移動に堕落していると思ったわけです。
静かな町に滞在して 博物館や文化遺産を訪ね、ときには一日中 本を読み手紙を書いてすごすのは 本当に贅沢な時間です。
2007年の南島の旅は連続6年目で 6年間で総計120日以上を南島ですごしました。今回は 今まで訪れた町のなかから 安く生活できてロングステイに適当な静かな町として、南島北部にあるブレナム(Blenheim)とハブロック(Havelock)をえらびネルソンにも立ちよりました。
経路は、成田発オークランド乗り換え、18席のプロペラ機でブレナム(泊)。バスで ハブロックへ(泊)。バスでネルソン。
オークランドでは空港近くで泊り、翌日 成田でした。
後から思いついたのですが、ブレナム空港はハブロックからブレナムへ戻る途中にありバスで20分です。運転手に申告すればバスはブレナム空港に立ち寄ってくれるので、帰国するにはネルソン空港ではなくブレナム空港からオークランドに帰るほうが安かった筈です。
つまり 南島のワイン地帯に旅するならば ブレナムを基地にして 近隣の町を往復するのが正解だと思います。
ブレナム(Blenheim)の生活と町(別項も参照)
第2日:機中一泊のあと、オークランドで国内便に乗り換え 昼頃に前回の宿にチェックイン。歩いて3分ほどのスーパーマーケットで食材を買う。安くておいしい箱入りのカントリーワイン(3リットルで15$)も含めて約70$の買い物だった。
案内所(i-siteとAA-center)で地図やパンフレットを集めた。
北島のモーテルは老人割引(Senior discount)とか年金者料金(Pensioner rate)などが各所にありますが、南島ではごく稀です。ブレナムのBings Motelは、その稀な老人1割引です。それで宿は1泊81$のBings Motelにしました。二度目です。
和食材もかなりそろっているスーパーマーケットには180mと至近ですし、サービスは平均的で、過剰でないのが気楽です。キチネット付きですが、包丁とまな板は無いので持参です。
ブレナムの町は年間の降雨量が700mmたらず、ワイン生産の中心地で2月のワイン祭りが有名です。物価も安いので近くの港町ピクトンと同様に 退職者が移住して来ています。
大都会とは違って 娯楽も危険もない静かな町です。日本の女性が数名、嫁いできているそうですが、お会いしたことはありません。
時間つぶしには 川沿いの素晴らしく整備された遊歩道が快適でしたが 川が蛇行しているのでタウンマップを持参しないと方向が判らなくなります。
川に浮かんでいる船上カフェも有名です。
第3日:町なか散歩、古物商でぐい呑みサイズのQueen Anneウイスキーの宣伝用コップをひとつ2$で買う。案内所でカイコウラ往復のバス(Atomic Shuttle)を予約。
第4日:10時のバスでカイコウラへ。町を散歩して18時のバスで帰る。
** 6時間だけ見てきたカイコウラ(www.kaikoura.co.nz) **
昔は捕鯨の町で いまはホエールウオッチングやイルカと泳ぐなど観光の町ですが、当日は海が荒れていて 鯨見物の飛行機だけが観光地らしさを示していた。
国道から海岸沿いの道に入って300mほどの間が観光商店街。 その終わりの案内所からゆるい坂を登って降りると本来の集落で有名なモーテルはこちらにある。
モーテルはwww.whitemorph.co.nzが海鮮レストランを併設している。町の中心近くの海岸通りにはwww.norfolkpine.co.nzがあるなど モーテルの数は多い。
町の入り口の国道沿いにある博物館は20平方メートルくらいの小さい部屋で 入場料3$。内容は驚くほどではない。
全体の感じは観光客を大切にする(媚びている?)ような薄っぺらの町。
さらにクライストチャーチ方面に20 kmのOaroには エミコさんとサムが経営するOcean View Motelsがあって日本語メール emikoleary@xtra.co.nz が可能です。
第5日:午後1時出発ののワインツアー(39$)に参加したら 参加者はひとりでした。親切なガイドの説明で3時間で5カ所のワイナリーでテイスティング。最初は全部を飲み干して笑われてしまった。あとは無為。
第6日:モーテルの共用ラウンドリーで洗濯したら 5$もとられた。一昨年は1$だったのに。案内所でバス(K-bus)予約。
第7日:Taylor 川沿いの遊歩道をのんびり歩く。日本の都市計画や環境保護計画をする人に是非とも見てもらいたいような、リバーフロント設備の工夫が各所に見られる。
結局このBlenheim町の良さはワイナリーめぐりのほかには、Wither Hillのハイキングと、Taylor川畔を歩くことでそれしかない。
宿泊の案内
ショッピングに便利で、バス発着の駅(案内所)にも近い宿は:
HotelではScenic Circle Country Hotel (www.scenic-circle.co.nz) か Chateau Marlborough (www.marlboroughnz.co.nz)。
Motelでは Lugano Motor Lodge (www.lugano.co.nz) , Blenheim Palms Motel (www.blenheimpalmsmotel.co.nz), Bella Vista Motels (www.bellavistamotels.co.nz), Ashleigh Court Motels (www.ashleigh-court-motel.co.nz), Centre Court Motels (www. centrecourtmotel.co.nz) , Bings Motel (email@bingsmotel.co.nz) など。
(センターのスペルは centre だし、motelと motelsの違いに注意)
これらは スーパーに近くて散歩するにも便利な宿です。
第8日:9時半のバスで世界のムール貝キャピタルと自称するハブロックに10.15着。
チェックインしてスーパーマーケットで買い物。(別項のハブロック:ニュージランド北部の町参照)
ハブロック(Havelock)の生活と町(別項 南島北部の町参照)
人口500人ほどの町ですが バス停の隣が有名なムール貝レストランMussel Pot(Mussel Boyから改名)で、昼はバスケットミール、夕方は殻を半分はずして焼いたムール貝。2日間たべましたが逸品でした(www.themusselpot.co.nz)。
ポットの蒸したムール貝は塩味が強すぎた。
バス停の土産店の主人は ヒスイのデザインと磨きをしているそうですが、値段は西海岸の町よりやや高め。
この宿はフランス沖の英領の島から移住してきた親切な家族が経営しているHavelock Garden Motel で、ワンルーム様式の部屋が90$でした (www.gardenmotels.com)。(5月から10月は3泊目が無料になるので時間つぶしができる人には、かなりおすすめ)
第9日:宿から散歩。案内所でバス(K-bus)を予約して;無人の博物館で密造蒸留酒の作り方を勉強;波止場で郵便船をみて坂道をのぼり;ラザフォード記念碑;ベーカリーまで、時計回りに1時間巡回したら町が全部。見晴らし台はやめた。
この小さい町に日本人妻が二人もいて 乳幼児を毎日散歩に連れだしていることに脱帽。
第10日:洗濯したら洗剤もふくめて無料でした。あとは読書。
昼食はベーカリーのカフェで。
第11日:アンザックデイなのを知らずに10時のバスでネルソンに移動した。荷物をインターネットカフェの荷物預かり所に預けて 久しぶりに寿司でも食べようかと日本人経営の“茶々”と韓国人の“すし”を訪ねたがどちらも休業。
ラザフォードホテルの日本料理屋”宮津”を出た人が新しく開業した“すしハウス”が評判なので訪ねたらこれも休日だった(場所はSunday Market 広場とTrafalgar通りの間にあり、Mid City Motel の入り口の隣)。アンザック・デイはカフェでしか食べられない。結局South Street角の陶芸ギャラリーで小皿を買っただけ。
空港へのタクシー代は21.7$。30$をだしたら端数はおまけですと10$を返してくれた。
オークランドへ飛ぶ。(オークランド空港近くの宿は別項)
第12日:朝6時半にB&Bの車で送ってもらって(7$)オークランド国際空港から帰国。
**** 経費をまとめてみました ****
国際線と国内線の航空運賃:合計15万円弱(3週間前予約)
ブレナムの宿、6泊 : 480$
ハブロックの宿3泊 : 230$
オークランドのB&B : 90$
移動費(バスとタクシー) : 71$
食品・調味料の買い物 :
72$
酒類・嗜好品の買い物 :
76$
カイコウラ見物と食事 : 66$
(バス往復30$、昼食21$、博物館 *)
ワインツアー(昼食つき) :
39$
外食と持ち帰り料理 : 61$
おみやげ :
130$
おおざっぱな合計NZ$ : 1300$(約11万円弱)
(宿泊費が60%で、土産代が10%、食品・外食費が10%、ツアーと乗り物など13%)
参考までに:お土産について
ニュージーランドで売っているインスタントコーヒーの“ネスカフェ・クラシック”は、日本で売っているカナダ製やフィリピン製の“ネスカフェ・クラシック”とは格段に違う香りと味なので、土産や営業用に何キロも持ち帰る人がいます。
私も毎年100gパックを10袋、計1キロを持ち帰ります。安売りで4$/袋、普段は5$ほどです。
ほかに宿に置いてある小袋入りのローズマリーのシャンプーもとても良いものです。製造元では小袋が500コ入った箱を55$で売っていますが これは重すぎるので宿から原価で200コ26$で分けてもらいました。(小袋=sachet)
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深谷観光バス は、深谷市に本社をおくバス業者。 高崎駅東口に観光客を迎えにきました。 2008年8月31日・高崎駅前
